少年(ショタ)の描き方

【体の描き方(基本編)】これから絵を描き始める人へ その5

公開日: 

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久しぶりの4コマ。

どうもmoeraです。今回は全身イラストの描き方を、私なりの描き方ですが紹介していこうと思います。

関連 これから絵を描き始める人へ その1

はじめに

よく講座で取り扱われる全身の描き方ですが、結局の所“ルーミスのやさしい人物画”を読んでね!模写してね!、で終わってしまう内容です。しかし、人によっては『絵が苦手だから無理、難しすぎる』など、堅苦しいのが苦手なようです。気持ちは分かります。

でも後から気付きます。これめちゃくちゃ役に立つじゃん・・・と。この様に、ある時期に理解できるようになるので、絵描きあるあるを経験していかないとなかなか理解できないものなのかもしれません。つまづいてから見ると一層頭に染み渡る感覚といいますかそんな感じです。そんなわけでやさしい人物画は今では私の中のバイブルの一つとなっています。

私が影響を受けまくってるルーミス式骨格。絶対覚えたほうが良いという訳ではありませんが、色々応用できるようになるので便利。右のように単純化させて楽することも可能。

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人体を描くにはまず基礎のデッサンやら実際の骨格などを学んでいくのがセオリーなのですが、それすらも面倒くさい!早く萌え絵描かせろ!というのが本音ですよね。しかし絵の上達に近道は無いのです。あるとするなら模写、デッサンが近道と言えます。

とりあえずそれっぽく描ければいい!というのも、それっぽく描くのにもある程度の知識が必要で、結局は理屈を理解しないとそれっぽく描けないのです。理屈とか理解しなくても描けるよ!と言っても“それっぽく見えるそれっぽい絵”とさらに劣化バージョンを描いてしまうことになってしまうので、やはり理屈を理解するのは大事なことなのです。

関連 『理屈や感性で描く』について考える

6頭身を描く

それではまずは基礎中の基礎の棒立ち絵を描きます。ちなみによく萌え絵でよく見られる頭身は5~6頭身のようです。5.5頭身くらいがバランス的に良いかもしれませんが、今回は6頭身で進めさせて頂きます。

1.六分割します。
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2.左右のバランスを見ながらアタリをとっていきます。

頭の小さい◯のアタリは顔(髪に隠れてない部分)だと思ってください。外側の円は髪を含めたサイズ。

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3.ひとまずアタリが完成。

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4.アタリを元に線を引いていきます。

ここで注目すべき所は、ヒジやら股がどのラインにあるか。

ここら辺は絵柄によって変化しますが、大体決まってます。例えばヒジなら上から3つ目のラインのちょい下あたりとか、股は上から4つ目のラインあたりにあるなど。また、男性の場合はヘソ=ヒジで、ウエストが女性より下にあり、へそはウエストの上にあります。逆に女性の場合はウエスト=ヒジで、ウエストは男性より上にあり、ウエストの下にへそがあります。男性のヘソは女性のヘソより上にある事が多いです。※8頭身の場合

この男性のヘソとヒジの位置は少しずれてますがこれは誤差の範囲にしておきます(6頭身だし)。ちなみに女性キャラの場合ヒザ下がちょっと長めの方が見映えがよくなるかもしれません。

また、萌え絵だと基本肩幅が狭くなります。女性の肩幅は頭のサイズ内に収まると萌え絵チックになりますが、絵柄によっては髪のボリュームが抑えられて肩が少し頭よりはみ出てるものもあります。

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頭身は同じだけど別の絵柄の例はこちら。

主に肩幅が広くなったり、足や腕などのラインにメリハリがついてるパターン。一般向け漫画に多いです。

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そして、頭身が下がるに連れ手首や肘の位置は股より上に上がっていく。つまり頭身が低いと手が短くなる。長くてもいいですが何か不自然になってしまいます。私は短いほうが好きです。

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他のアタリの描き方

ここから一気にハードルが上がってしまってます。はい殆ど手癖です。いっぱい描いてれば自然と描き方が分かってくるのでひたすら描くしかありません。知識は第三者から得られるけど経験や感覚は自分で得なければいけないので、とにかく描きましょう。そしてここでいう“いっぱい描く”というのは何年もかけて描くという意味です。
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アタリは色んなパターンがあります。キャラやシーンによって変えたりするのもいいでしょう。私がよく使うのはバルーン型と人形型です。
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関連 アタリとラフの重要性

体を描くポイント

体を描くうえで気を付けたい所は、それは関節のつなぎ目を描写すること。初めは下の画像の左側みたいにまっすぐに描いてても良いのですが、意識して段差を付ける感じで描いてみるといい感じになります。

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肩はハンガーをイメージすると良いです。
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そして腕や足はなめらかに描くとそれっぽくなります。初めは部位の目印をつけて描きましょう。
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アタリを洗練させる

ひたすら描いて少ない線で描けるようにする。その為には反復練習で手に覚えさせることです。線は別に多くてもいいけど清書の時に線の選択肢が多い&コレジャナイ感を極力減らすため。
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慣れてきたら棒人間でも構いません。ただこれはかなり慣れてきた人用なので、最初から棒人間はおすすめしませんが、ポーズを考える時など動きを入れたい場合は役に立ちます。
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構図を考える時も使えます。
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立ち絵の見映えを良くする(コントラポスト)

何とか立ち絵は描けるようになった。でも棒立ち絵で面白みがない…。動きをつけてもなんかおかしい。

そういう時は体重移動を利用してみましょう。
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片足を軸にして体重を移動させると安定感が増し、さらに動きが出ます。このように立ち絵で見栄えするポーズバランスの事をコントラポストといいます。いわゆるモデル立ち。

コントラポスト

(contrapposto)とは、体重の大部分を片脚にかけて立っている人を描いた視覚芸術を指す用語で、もともとはイタリア語である。 片脚に体重をかけているため、肩や腕が尻や脚の軸からずれているのが特徴である。 wikiより

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もうちょい分かりやすく。上がってる腰の方に体重がかかります。
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若干斜め向きにしてS字をイメージするといいですね。

練習する時のポイント

大きく描くように心がける

紙に描いてるともったいないと思ってつい小さく描きがちですが、なるべく大きく描きましょう。

最初の頃は小さく描き、段々と大きくしていきます。

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こうすることで誤魔化しが効かなくなり、線の引き方も洗練されていきます、また、伸び伸びと描くこともできるのでダイナミックな表現もしやすいです。

体は分けて考える

体はいくつものパーツに分かれています。各部位ごとに分けて練習すると効率がいいです。音楽の授業みたいに最初はパート分けして後で合奏するみたいな。

パーツを回転させるなどして練習しましょう。
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この練習をすることで変なところからでも描きやすくなります。ただ全体のイメージができてないと崩れやすいので注意。イメージを養うには全身の反復練習ただあるのみ。普通に描いたほうが描きやすいけど、難しい構図の時に足から描いたほうがいい場合もあるように臨機応変に対応できるようになります。
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下から見上げる構図もバラして考えれば意外と難しくない。
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色んな動きを描く

ポーズが思いつかない時はダンス動画などを一時停止して見て描いてみると良いです。描いたこと無いポーズは積極的に描く。とにかくインプット&アウトプット!

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また、キャラ絵を描く時、全身を描いてから切り抜いた方が安定しやすいです。全身の練習にもなるので時間はかかりますが訓練だと思って描いてみましょう。

小さく描いてから拡大するのもアリ。
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終わりに

いかがだったでしょうか。記事書いてる時、『あれ?これ前にも同じこと書いたような気がする・・・』とデジャブを覚える事があるのですが、もしそういう箇所を見つけてもそういう事なので暖かく見守って頂ければ幸いです。それだけ重要なことなんですよ、と言い訳しておきます笑

今回は立ち絵のコントラポストがポイントでした。これをマスターすれば普段のイラストも生き生きとしますので是非活用しましょう。また、体を描く時は要素要素をいい加減に描かないで、ここはこうだったな、と思い出すように描くことが重要です。ここが理屈や構造を知らないと説得力が出ないという部分です。

そして人物絵に行き詰まった時は立ち絵に戻ると新たな発見があるかもしれません。立ち絵は簡単に見えて奥が深いのです。

実はまとめの方で2年前に萌え絵の比率の記事を書いていて、今見ると結構恥ずかしいのですが一応紹介しておきます。こう見るとちょっとは成長してるのかな。

キャラクターの描き方講座をするよ(比率編)

zensin
最後にアニメ私塾さんの参考になる呟きを紹介して終わります。それではお付き合い頂きありがとうございました。

関連 全身絵のアオリフカンを描く

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吉成曜画集 ラクガキ編

Comment

  1. 匿名 より:

    いつも描いていて行き詰まったとき、ここを見るとちょうど知りたいと思ってたことを解説して下さってて助かってます!
    ホントありがとうございます!m(_ _)m

  2. 匿名 より:

    やっぱり彩ちゃんかわいい

  3. 匿名 より:

    初めまして、オタク文化に浸かりきったものです。
    25歳の時、趣味で製作している小説や設定の人物達にどうしても肉付けをしたくて独学で絵を始めました。
    自分の作り出したキャラを愛することは作品の質を高めることに繋がると確信していたからです。
    ポーズ集のトレースを繰り返し、「自身の練習方法の非効率性に目を瞑り、ひたすら描く」ことでなにがなんでも上手くなると続けてきたのですが、一向に上達しませんでしたが、もう本当嫌になりました。
    しかしこのページのアタリを実戦したところ、嘘のように人体を描くことが・・・。
    他のページにある「線を追う」事ばかりを繰り返していたんですね、あの練習は無駄な時間だったのでしょうか・・・。
    これからも精進してプロ顔負けの腕、いまからでは遅いかもしれませんが頑張ってみようと思います。
    キャラのデザインを目標にしているのですが同人誌も描いてみたいです。

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